小売・リユース業専門クラウドPOS「ReCORE(リコア)」の展開を中心に、小売リユース業界のDXを支援するNOVASTO(ノヴァスト)は、容易にShopifyに下取り割機能を実装できる専用アプリケーションを開発。2024年2月1日にリリースすると発表した。商品の下取りをオンラインショッピングでの会計時に提案できるようにすることで、アパレルを中心とした商品の大量廃棄問題にアプローチする。
新サービス概要
NOVASTOは、リユース業界に精通したメンバーが開発したシステムの提供や、リユース企業のコンサルティングで培った知識と経験をもとに、新たにリユースビジネスへ参入する企業の支援をおこなう「MEGURU(メグル)」を提供している。
今回、Shopifyに同社で開発したアプリをインストールすることで、ユーザーがECサイトで商品を購入する際に、過去に購入したアイテムを下取りに出し、購入商品を割引価格で購入できる機能をMEGURUのサービスの一環としてスタートする。
なお、NOVASTOが提供する小売・リユース業専門クラウドPOS「ReCORE」とも連携。仕入れ商品やユーザーから買い取った商品を、ReCORE経由でShopifyで作成したECサイトに出品したり、受注管理したりといった作業もできるという。
利用方法
ユーザー側
- チェックアウト画面(Shopify Plus以外はカートボックス画面)で下取り割ボタンを押す
- 過去に購入した商品と下取り金額が表示される
- 下取り商品を選択すると、その金額分のクーポンが発行され適応される
- 返送用の袋や箱が、購入商品と合わせて発送されるので、下取り対象商品を指定住所に返送
事業社側
- アプリをインストール。Shopifyのapp storeより、専用アプリをダウンロードするだけで、下取り割ボタンが自社ECサイトに表示される(Shopifyのプランによって表示場所が異なる)。
- 登録商品のmetaフィールドまたはアプリ内設定画面に下取り可否と下取り金額を登録。下取り割ボタンを押すと、ユーザーの過去の購入履歴と下取り金額が表示され、商品選択をおこなうと、合計金額分のクーポンが自動発行、割引適応される。購入日からの経過日数による割引率の設定(円または%)を自由におこなえる。