Metaは、2023年7月にローンチしたテキスト共有アプリ「Threads(スレッズ)」にトピックをタグ付けする機能を導入すると発表した。これにより、投稿の内容に関連するトピックを追加すれば、興味関心やテーマごとに投稿のカテゴリー分けが可能となる。また、11月末からThreadsを利用できるすべての国でキーワード検索を導入しており、日本語でも投稿の検索ができるようになった。
投稿のトピックをタグ付けする機能は、2023年11月にオーストラリアでテストを開始していたもので、今回のアップデートで日本語を含む他の言語でも利用できるようになった。
Threadsで新しく投稿を作成する際、#のボタンをタップするか、#をタイプしてから続けてテキストを入力すると、トピックの追加が可能。トピックを入力し始めると、他の利用者が作成した既存のトピックが選択肢として表示され、そこからタグ付けしたいトピックを選べる。もしくは、自分だけのトピックを新たに作成して追加することもできる。
投稿に追加されたトピックをタップすると、同じトピックでシェアされた他の投稿も見ることも可能に。Instagramのハッシュタグ投稿と機能は類似するが、Threadsの投稿にタグ付けできるトピックは一つだけとなっている。また、ハッシュタグと異なり、スペースを入れたり、一部の特殊文字を使ったりすることができる。
さらに、これまで英語とスペイン語のみで利用が可能だったキーワード検索を、Threadsを利用できるすべての国に導入し、日本語を含む様々な言語で検索可能に。モバイルアプリでも、ウェブ版のThreadsでも利用できる。
Metaは、トピック追加機能やキーワード検索を通じて、利用者は自分の興味関心に関連する投稿をより容易に発見したり、リアルタイムで追いたい会話を探しやすくなったりすると想定している。