BASEとSquareは、日本国内でネットショップと実店舗を運営する事業者のビジネスをさらに円滑にする目的で、各社が運営するネットショップ作成サービスである「BASE」と、「Square」のPOSレジや決済を始めとする実店舗向けソリューションの連携を発表した。第1弾として、「BASE」と「Square」相互のサービスを事業者へ紹介するプログラムを実施する。
相互のユーザーや加盟店へビジネス拡大のためのソリューションを紹介
連携第1弾として、販路拡大のため「BASE」を利用してネットショップを開設した事業者に対し、「Square」の対面決済も可能なPOSレジをはじめとした実店舗向けソリューションを紹介。
また、すでに実店舗を持つ「Square」の日本における加盟店がネットショップを開設する際には、既存のサービスである「Square オンラインビジネス」や第三者パートナーのサービスに加え、「BASE」も紹介していくとのこと。
双方の強みを生かしたサービス連携で事業者のより販売しやすい環境を構築
2024年には、双方の強みを生かしたサービス連携を行い、事業者がより販売しやすい環境の構築を実現する。
たとえば、「BASE」上のデータが「Square」が提供する「Square データ」で読み込めるようにすることで、「BASE」のネットショップにおける売上データと「Square」の実店舗における売上データ両方がシームレスに一元管理できるように。これにより、これまで別々に行っていたネットショップと実店舗の在庫などのデータ管理が同時にできるようになる。将来的には、商品登録・顧客管理・売上管理などといった、事業者の管理業務軽減につながることが期待される。