「オムニチャネル時代の新しいメガネ購入体験の実現」を目指し、オーマイグラス初となる実店舗が渋谷ロフトに11月5日にオープン。
代表の清川忠康さんによれば、渋谷ロフトを選んだのは、「新しいモノの発信地として渋谷が適していること」に加え、ロフトがオムニチャネル戦略に取り組むセブン&アイのグループ会社であることも関係あるそうだ。
この『Oh My Glasses 渋谷ロフト店』では、Wieden+Kennedy Tokyoとのコラボブランドなど約300種類を取り揃えるが、ECサイト「Oh My Glasses」なら約2万種類の在庫を持つ。もっと大きな店舗で、もっとたくさん見せてもいいように思いがちだが、清川さんは「十分な広さ」だと言う。
「たとえば、一般的なメガネ屋さんにはたいていある『レンズ加工機』を置いていません。実はレンズ加工機は10店舗に1つあればいいくらいのもので、ECと連動することでそれが可能になります。
実店舗の店員のもっとも重要な仕事は『接客』と『レコメンド』で、ECとの連動で在庫管理等がなくなることにより、その仕事に集中できるようになります。結果的に、客単価が上がると考えています」
『Oh My Glasses 渋谷ロフト店』を、ショールーミングだけの役割ではなく、店舗に設置したタブレットなども含めた「売上を上げる」ものとし、将来的には「倉庫」の役割も担うかもしれないとのこと。
ロフト店を活用した、EC発のオーマイグラスが手がけるオムニチャネルの今後が楽しみだ。
実店舗オープンを記念して、11月5日(水)~9日(日)にレンズが無料、11月10日(月)~17日(月)はレンズが半額となるキャンペーンを実施。
オーマイグラスは、国内最大級のメガネECサイトを運営。購入後のレンズ交換やアフターフォローなどのサービス拡充のために有力メガネ店と業務提携、ユーザーの希望する場所で視力測定のうえ、メガネを購入できる出張サービスなどを展開してきた。