2014年度第2四半期のeコマース流通総額は2,811億円で、前年同四半期比+11.9%となった。スマートフォン経由の流通総額の成長率が45.4%と、顕著な伸びを示している。
流通総額のうち、ショッピング関連が890億円で+10%の伸び。背景に、Yahoo!ショッピング出店ストア数が19万店を超え、商品数は1.2億点と5割以上の増加を見せたことがある。
一方、オークション関連が1,920億円と、eコマース流通総額の7割弱を占める。「eコマース革命」発表後、ストア(出品者)が増加し2万アカウントに迫っている。若年層の利用も増えているそうだ。「トップ企業として、リユースそのものを広げていきたい」と、リアル店舗ブックオフを出店窓口とした取り組みなどを紹介した。
Yahoo!ショッピング出店ストアへの広告サービスとして、現状は、既存の広告商品であるスポンサードサーチ、Yahoo!ディスプレイアドネットワークを手軽に使ってもらおうと、リタゲタグなどをYahoo!ショッピング内に標準設定している。広告の新商品の1つとして、「コマース広告」を仕込み中とのこと。
コマース事業については、今後も「201X年3月期までに営業利益3,300億円、201X年までに流通総額国内NO.1」の目標は変わらず、取扱高を増加させ、将来的には広告売上高を拡大していくとのこと。