凸版印刷と、店舗マネジメントツール「はたLuck」を軸に小売・飲食・サービス業の生産性向上を支援するHataLuck and Person(以下、HATALUCK)は資本業務提携を発表。加えて、商業施設で働くスタッフに向けた働きがい向上と、企業の効果的なサンプリングプロモーションを同時に支援するサービス「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』活用サンプリング」を提供開始した。
同サービスは、全国のショッピングセンターや商業施設のシフトワーカー約13.5万人(2023年8月1日時点)に導入されている「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』」を活用し、食品・飲料・化粧品業界などといったメーカー企業向けのサンプリングプロモーションと、シフトワーカーの働きがい向上を同時に実現する。
なお、導入の第1弾として、三井不動産グループ、三井不動産商業マネジメントと協力し、三井不動産グループが運営・管理する「三井ショッピングパーク ららぽーと」などの商業施設内でサービスを提供開始した。
同サービスでは、「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』」を通じてサンプリングを実施することで、サンプリング時のみならず、事前・事後アンケートなどでのコミュニケーションやサンプリングの効果測定を実現する。
「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』活用サンプリング」の特徴
シフトワーカー(個人)とつながり、サンプリング引換券配信のターゲティングが可能
シフトワーカーを性別/年代/営業形態/地域/店舗などでそれぞれ分類し、選定できる機能を実装。商品のターゲットに対して、効率よくサンプリング実施ができるようになる。また、より解像度を高める目的などで最大5問の事前アンケート実施も可能に。
ギフトとしてサンプリング引換券の配信が可能
「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』」上で、施設やメーカーからのメッセージとしてサンプリング引換券の配信が可能。感謝の気持ちを表現したギフトや贈答品としてサンプリング引換券を配信し、サンプル配布をすることで、シフトワーカーの働きがいを支援するとともに、特別感のあるストーリー性を持たせたサンプリングも実現できる。
ショッピングセンター・商業施設の環境を活かしたサンプリングが可能
施設内店舗での引き換え以外にも、スタッフバックヤードでの配布や、施設内のイベントに絡めた配布など、サンプリングストーリーに応じた配布を可能に。登録販売者がいなければ交換できない特殊な商品や、冷凍や冷蔵が必要な商品もサンプリングできるようになる。
サンプリング後の継続的なアプローチでファン獲得
サンプリング終了後も、アンケートをとって購入意向の高いターゲットを絞り込み、サンプリングを実施した商品の割引クーポンを配信して購入へ誘導したり、アプリ上での動画配信などのコミュニケーションを行ったりと、継続的なアプローチで商品やブランドに対するファンコミュニティの形成を促すことができる。