バリュエンスジャパンは、プレオウンド・ブランドショップ「ALLU(アリュー)」の店舗・オンラインストアで購入した商品を、使用しながら販売できるプラットフォーム「ALLU Fashion Market」の提供を開始した。
「Circular Design for the Earth and Us」をパーパスに掲げ、ものの廃棄の抑制と循環型社会の実現を目指すバリュエンスジャパングループの一つであるALLUは、東京・銀座、表参道と大阪・心斎橋の3店舗に加え、オンラインストアを展開。サステナビリティへの取り組みとして、「ALLU RENEWS PROJECT」を立ち上げ、ユーザーにALLUでのショッピングを通して、次のようなきっかけを生み出す施策を行っている。
- 「地球にいいことしたな」と思ってもらう
- 何を買うか迷ったときに「より環境負荷を減らせる方を買おう」と判断基準にしてもらう
- 使わなくなったときには思い出して「捨てるんじゃなくてリユースしよう」とこれまでの行動を変える
そして今回、オーナー(現在の所有者)からオーナー(未来の所有者)へものの価値を語り継ぎ、破棄されることなく循環する社会の実現に向けた取り組みの一つとして「ALLU Fashion Market」を開始した。
同プラットフォームは、ALLUの店舗やオンラインストアでユーザーが購入した商品をそのまま出品可能。商品を使用しながら、購入希望のオファーが入った場合には出品者と購入希望者で値段交渉し、両者合意となった場合に売買が成立する。その後、商品を同社に送れば、検品や状態確認、発送、入金対応を同社が代行する。また、商品の状態、真贋情報、所有者のログといった売買の決め手となる情報をブロックチェーン上に記録し、その情報を記載したNFTを発行する。いつでも誰でもNFTを閲覧できる状態にすることで、ユーザーが安心して売買できる環境を整えているとのこと。