DeepLは、同社の日本法人となる「DeepL Japan」を設立した。7月より事業活動を本格的に展開し、これまで運営されてきた日本での事業体制がより強固になるほか、日本企業との取引を迅速化する。DeepLの翻訳をより多くの日本企業に提供し、業務運営や事業の成長を支援する。
DeepLは、革新的で高品質なAI翻訳を日本のビジネスに提供することに焦点を当てているだけでなく、日本でこの力を発揮することを重要視している。
2023年5月のクテロフスキーCEOの来日時には、自民党本部を訪問し、AIプロジェクトチームに対し、AIと日本がどう共存していくべきか提言。今後、企業でのAI導入に際しては、どのようなAIがビジネスでの利用に最適かを判断することが最大の課題の一つになるとしている。
翻訳とコミュニケーションの分野では、正確さが重要視される。同社は、今後も日本の個人と企業のユーザーに対し、創業から進化し続けるもっとも正確でニュアンスに富んだ翻訳を提供していく考え。