伊藤忠グループで中古スマホの小売・卸売事業を展開するBelongは、伊藤忠商事、Uber Eats Japanとともに、フードデリバリー事業「Uber Eats」におけるサステナビリティ推進に向けた包括的業務提携契約を締結した。
Uber Eatsは、世界30ヵ国以上で89万店以上の店舗が加盟する、世界を代表するオンラインデリバリープラットフォーム。Uber Eats Japanの親会社であるUber Technologies, Inc.(以下、Uber)は、フードデリバリー事業における地球規模のサステナブルプロジェクトを公表し、2030年までに世界中のUber Eatsの注文で包装として使用される非リサイクルの使い捨てプラスチック廃棄物をゼロにすることを発表した。これには、日本を含むアジア太平洋地域において、2025年までにUber Eats上で取り扱われる注文の80%の包装をサステナブル素材にする目標も含まれる。
Belongは、2022年6月より、Uber Eatsの加盟店向けに「タブレット端末の回収・再利用事業(以下、リペアプログラム)」に取り組んできた。スマートフォンにおいては中古の端末を再利用することで約42%のGHG削減効果があり、タブレットに関しても同等の効果が見込まれるため、以前よりUber Eats Japanと端末の回収・再利用事業を推進することで、SDGsへの貢献を目指してきた。
今回のUberサステナブルプロジェクトについても、Uber Eats Japanとともに国内のフードデリバリー事業における持続可能な社会の実現と環境配慮に対する取り組みを開始。Belongは中古端末販売にて培ったECサイト運営のノウハウや技術力を活かし、Uber Eatsの加盟店がサステナブル梱包材を購入できるポータルサイトをリリースした。
さらに、BelongとUber Eatsが構築したリペアプログラムを同サイト上に組み入れ、Belongが取り扱う中古タブレット端末も今後提供する予定だという。
今後、Belongは伊藤忠商事と連携し、伊藤忠グループ会社や業務提携パートナーが取り扱う環境配慮素材によって作られたフードデリバリー向け梱包材や店舗向け業務用資材を、同サイトを通じて提供する。