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物流プラットフォーム「ハコベル」、配車計画サービスを提供開始 輸送方法や運送会社を自動選定し効率化

 ハコベルは、新たに開発した「ハコベル 配車計画」を日本ロジテムに先行提供し、業務工数51%削減を実現した。「配車計画機能」では、路線便やチャーターなど最適な輸送方法の組み合わせ、最適な運送会社の選定を自動的に算出し、物流業務全体の効率化に貢献する。

 物流業界は「2024年問題」と呼ばれるトラックドライバーの労働規制による人材・リソース不足や業界全体での高齢化などの課題に直面しており、デジタル化や業務効率化が急務とされている。また物流コスト上昇への取り組みも喫緊の課題で、積載率向上をはじめとした最適な配車計画策定は多くの荷主企業や物流会社において重要なトピックとなっている。

 その一方で、物流業務における「配車計画業務」は、荷物量やトラックの種類・路線便とチャーターなど輸送方法の組み合わせ・届け先条件・輸送費・輸送可能重量など複数条件を考慮して最適なプランを立てる必要があるために複雑でノウハウ共有が難しく、業務の属人化解消が進んでいなかったという。

 こうした課題を解決するため、同社は新たに「ハコベル 配車計画」を開発。同サービスでは、出荷情報に対して商品梱包サイズや重量・届け先条件・輸送費・配送可能な重量などを考慮した最適なプランを自動で算出することが可能となっている。自動計算された結果に対して、さらに出荷情報を追加して再計算できたり、チャーターから路線への変更、運送会社の変更などの編集も柔軟に行うことができる。導入に際しては同社のカスタマーサクセスチームがサポートする。

 同サービスを、企業の物流業務を一貫受託する日本ロジテムが先行導入し、どの程度の業務効率化が図られるかを共同で検証。その結果、次のような効果が認められたとのこと。

  • 配車計画およびその周辺業務工数が51%削減(導入前2023年3月13日と導入後5月22日の単日比較)
  • 配車計画業務のペーパーレス化により、紙の使用量を33%削減
  • 自動配車計算のアシストにより、配車計画担当者変更後も安定した品質を維持
導入前・導入後の物流業務DX化のイメージ
導入前・導入後の物流業務DX化のイメージ

 実績を検証し、多くの企業に同様の効果をもたらすことができると判断し、同年6月より本提供を開始。今回の「ハコベル 配車計画」のリリースにより、以前より提供している「ハコベル 配車管理」との組み合わせで、配車計画から車両の手配までを一気通貫でデジタル化することが可能となった。

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