カヤックは、KDDIが正式ローンチしたメタバース「αU metaverse」の開発を担当したことを発表した。
カヤックは昨年よりKDDIのメタバース開発パートナーとして、同社メタバース専門部隊事業部長の天野氏が総合プロデューサーとなり、「αU metaverse」のコンセプトから開発までを一貫して推進。同社は今後も、KDDIが目指す相互運用性を持ったメタバースプラットフォームで構成される「オープンメタバース」の実現に向けて、アイデアと技術を提供していくという。
カヤックは、近年、メタバース関連の事業領域に注力し、昨年2月にメタバース専門部隊を設立。本部隊のリーダーは、これまでメタバース関連のさまざまなコンテンツやサービスを開発に携わり、ノウハウを培ってきた天野清之氏が就任した。
一方、KDDIは都市連動型メタバースの一環として、バーチャル空間を起点としたバーチャル渋谷/バーチャル大阪、リアル空間を起点としたデジタルツイン渋谷のコミュニケーション機能による拡張などを実施してきた。そして、この都市連動型メタバースを飛躍させ、インタラクティブで新しいエンターテインメント体験を提供するにあたり、カヤック天野氏が声をかけ、今回協業を開始した。
同協業では、「αU metaverse」のコンセプトや技術開発を、天野氏を中心に推進。今後は、NFTやゲーム要素などインタラクティブな機能を充実させ、新しいファッションやアート、アバターが「αU metaverse」から生まれていくクリエイターエコノミーの実現を目指していくとのこと。