プロモーション反応予測、優良化予測、離反予測などを行うAIスコアリングエンジン「KAIDEL」を提供する凸版印刷が、顧客行動予測におけるAI運用サイクルを自動化するシステムを開発した。
ローデータの連携やデータ前処理、顧客行動学習・予測(AIスコアリング)、予測結果の連携などを自動で行う。同社はこのシステムを活用しKAIDELをリニューアル。AIの導入設計から自動運用までフルパッケージで支援するAIソリューションとして2月9日より提供を開始する。
保有しているデータの整理やAIで取り組むテーマの策定、AI構築、運用の自動化など、凸版印刷のマーケターおよびアナリスト、エンジニアが専門チームを編成しサポート。また、導入後でもDMPやCDP、BIツール、MAツールなどと連携することが可能だ。
凸版印刷は今後、KAIDELを通販業界、小売業界、金融業界、サービス・インフラ業界など多岐にわたって提供を進め、2024年度に関連受注を含め約10億円の売上を目指す。