NECのサブスク型POS「NECモバイルPOS」が、ショーケース・ギグが提供するモバイルオーダーサービス「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」との連携を開始した。O:der ToGoで入力された注文情報をNECモバイルPOSに取り込み、注文情報の一元管理と会計処理が可能となる。
NECモバイルPOSは、大手飲食事業者を中心に1,200社以上に導入されているサブスク型POSである。基本的なPOSレジとしての機能に加え、各種外部サービスとの連携が容易となっている。
また、O:der ToGoも顧客データの収集と利活用およびリピート利用促進を支援する飲食店向けのシステム。ウェブで注文を受けるテイクアウトモバイルオーダーと先会計業態向けのイートインモバイルオーダーという、2通りの機能が備わっている。
今回の連携では、モバイルオーダーからの注文データが自動でPOSレジ側のキッチンプリンタから出力される。そのため、会計時の呼び出しミスなど人為的なミス防止が期待できるとのこと。モバイルオーダー側のキッチンプリンタが不要になるため、コスト削減も実現するという。
O:der ToGoを使った注文から会計までの流れ
- O:der ToGoからテイクアウト注文
- 注文者のスマートフォン上に注文番号を表示するとともに、自動でモバイルPOSへ注文データを送信
- モバイルPOSの伝票一覧画面にテイクアウト注文として自動登録し、キッチン伝票を印字
- 明細をタッチし、詳細情報を確認のうえ会計処理を実施