テープスは、EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」の接続先に、CData Software Japanが提供する「CData Connect Cloud」を新たに追加。同時に、CData Connect CloudのOData Tableのデータを取得する機能をリリースしたことを発表した。
新機能詳細
CData Connect Cloudで作成したOData Tableのデータを取得し、TēPsが接続している主要なECモールやカート、受注管理システム、そのほかの業務効率化ツールなどと連携可能。同機能により、CData Connect Cloudが接続する100種類以上のSaaSやDBデータを、自社のEC運営で利用しているサービスと連携することが可能となった。
たとえば、CRMシステムの顧客データをECモールやカートに連携する、データベース系 SaaSの商品マスタや在庫マスタの情報をもとに、モール店舗の商品情報や在庫数を自動で更新する、POSデータとECデータをひとつのGoogleスプレッドシートで集計するなどの活用方法がある。
CData Connect Cloud経由で次のように多様なSaaS・DBデータをTēPsで利用可能になる。
- CRM
- マーケティングオートメーション
- ウェブサイト分析
- データベース
- ERP
- 会計
- コラボレーション(タスク管理ツールなど)
- プロジェクトマネジメント
- SNS
TēPsはこれまで、EC運営で一般的に利用されるモールやサービス、ツールと優先的に接続し、機能を開発してきた。そのため、高額なシステムやサービスであったり、普及はしていてもEC事業者への導入実績が多くはないサービスに関連する課題や要望を、網羅することはできなかった。
しかし、今回のCData Connect Cloudとの接続によって、一挙に多数のサービスやプラットフォームとの連携が可能に。これにより、社内で利用しているマーケティングオートメーションツールやデータベースなどを、TēPsが接続しているモールや受注管理ツールといったサービスと連携し、既存の業務をさらに効率化したり、これまで未活用だったデータを施策に導入したりできるようになる。また、TēPsのこれまでの機能では解決が困難だった個々の業務課題に対して、サービスの組み合わせによって複数の解決方法を用意できるようになるため、利用サービスや予算、人的リソースなどを考慮し、自社にとって最適なソリューションを選択することが可能になるとのこと。