コマースメディア・プラットフォームを提供するグローバルテクノロジー企業であるCriteo(クリテオ)は、オープンインターネット(オープンウェブ)上で、興味関心を持つ可能性の高いユーザーに動画広告を配信できる「Criteo動画広告」の提供を日本で開始した。CriteoのAIが消費者の購買行動に関する膨大なコマースデータを基にオープンインターネット上のオーディエンスを選定することで、より興味関心を持つ可能性の高いユーザーに広告を配信することができ、広告主の認知拡大(新規ユーザー層の獲得)を目的とするデジタルマーケティング施策の強化をサポートする。同プロダクトは、これまでベータ版として公開していた「Criteo動画広告」の正式版となる。
「Criteo動画広告」は、ブランド広告主の認知拡大を目的とするデジタルマーケティング施策を、動画広告で展開するプロダクト。オープンインターネットのなかで最大級のオーディエンスリーチを誇る「Criteoショッパーグラフ」を基盤として、手動設定する“コマースオーディエンス”、またはCriteo AIが自動で行う“類似オーディエンス”いずれかを広告主側で選択したのち、Criteo AIエンジンにより、3つの配信フォーマット(インストリームビデオ、アウトストリームビデオ、縦型ビデオ)へと広告キャンペーンが最適化されたのち、広告が配信される。
マーケティング施策後に広告主は、Criteoが提供するブランドリフト・サーベイで、より詳細な動画広告の分析やユーザーの態度変容を検証することも可能。また、ローワーファネル向けのCriteoプロダクトである「Criteoカスタマーアクイジション」や「Criteoダイナミックリターゲティング」などと「Criteo動画広告」を掛け合わせることで、「流入」や「獲得」を目的としたマーケティング施策もフルファネルでサポートする。
同プロダクトの特徴は、次のとおり。
興味関心がより高いオープンインターネット上のオーディエンスへのターゲティング設定
Criteo のコマースおよびファーストパーティ・データを活用することで、既存顧客や潜在顧客へのコミュニケーションを強化
堅牢なアクセスとスケール
デバイス、チャネルを通じて主要なパブリッシャーにアクセスするあらゆる動画コンテンツにおいてオーディエンスへリーチ
フルファネル戦略
動画キャンペーンとディスプレイキャンペーンを同時展開することにより、オーディエンスを動画視聴からあらゆるショッピングジャーニーのタッチポイントへ移動させ、購入ファネル全体でROIを追跡可能
セルフサービスツールを使った簡単な運用
セルフサービス型のユーザーインターフェース「Criteoマネージメント センター」で、キャンペーンの設定開始からパフォーマンスレポートの確認まで、簡単に運用・管理することが可能