BEENOS連結子会社で、越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruiseは、同じく連結子会社であるtensoが運営する海外向け購入サポートサービス「Buyee（バイイー）」を導入している日本の企業に「越境EC活用」に関するアンケートを実施した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
扱っている商品の3大ジャンルは、「ファッション」「おもちゃ・ゲーム・アニメ」「食品・飲料」
「越境EC（Buyee）で扱っている主な商品のジャンル」は（単一回答）、トップは「ファッション」で27.5％、「おもちゃ・ゲーム・アニメグッズ」15.7％、「食品・飲料」13.7％と続いた。実際にBuyeeでも「ファッション」「エンタメグッズ」は流通規模が大きい2大ジャンルとなっている。
プロモーション実施企業は3割未満 実施しているのは「Instagramでの情報発信」がトップ
「越境ECの流通を伸長させるためのプロモーション施策を行っているか？」と聞いたところ（単一回答）、「行っている」と回答したのは27.5％。また、「行っている」と回答した人に、「プロモーション方法」を聞いたところ（複数回答）、「Instagramでの情報発信」が64.3％でトップ、「facebookでの情報発信」35.7％、「インフルエンサー活用」28.6％と続く。
導入前の課題は「配送」「言語」「コスト」が半数以上 導入後の課題は「マーケティング方法がわからない」が最多
「越境EC導入を検討した際の課題、導入後の課題」（複数回答）では、導入前は「配送」「言語」「コスト」が多く挙げられ、導入後は「海外向けマーケティングの方法がわからない」が最多となった。
越境ECにかかるコストは「1万円以下／月」がもっとも多く、58.8％
「プロモーション予算も含む越境ECの運用にかかる金額的なコスト（1ヵ月）」（単一回答）は、「1万円以下」58.8％がもっとも多い結果となった。
今後も「越境ECを継続したい」と84％が回答 理由は「販路拡大」が最多で83.7％
「今後も越境ECの導入を継続したいか？」聞いたところ（単一回答）、84.3％が「続けたい」と回答した。「続けたい」と回答した人に「続けたい理由」を聞いたところ（複数回答）、「販路を拡大できるから」が最多の83.7％、「運用面で負担なく、簡単に海外販売できるから」が続く53.5％だった。
調査概要
- 調査対象：「Buyee」もしくは「Buyee Connect」を導入している日本の企業の担当者
- 有効回答数：51
- 調査期間：2022年3～4月
- 調査方法：インターネット調査（データー算出元：クエスタント）
- 調査機関：自社調査
- 調査主体：BEENOSグループ
