BEENOSの連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtensoは、「Buyee」およびタグ設置のみで海外販売可能な「Buyee Connect」連携企業の海外マーケティング支援を目的として、「ダッシュボード機能」の提供を開始した。同機能により、海外ユーザーのデモグラフィックおよび購買データをリアルタイムで可視化、売上や注文件数、注文単価などの推移も確認できるようになり、これを用いたデータ分析によって、最適な海外向けマーケティングやプロモーション策定が可能となる。
BEENOSグループでは、海外向けプロモーション設計やKOL活用、海外向け広告/SNS運用、現地イベント開催など、越境EC導入後の流通の伸長を支援するプロモーションを日本企業に向けて提供してきた。
成長著しい巨大な世界市場に向けた越境ECでは、リアルタイムな購買データから見える自社商品の海外需要の把握と、その分析によるエリア・言語・時節に特化したプロモーションが求められる。そこで、同社は日本企業の最適な海外向けマーケティングやプロモーションに活用してもらうため、越境ECの購買データを見える化する「ダッシュボード機能」の提供を開始した。
また、機能開発にあたって、「Buyee Connect」導入企業の要望を反映して、従来は月次で提供していた購買データをリアルタイムで確認できるようになった。
「ダッシュボード機能」について
海外ユーザーのデモグラフィック/購買データをリアルタイムでエクスポート可能
自社ECサイトにおける「Buyee Connect」経由の海外ユーザーからの注文情報をリアルタイムでエクスポートできるように。これにより、「どんなユーザーがどのエリアからどういった言語を使用して、何の商品を買っているのか?」が可視化され、自社商品の海外需要を掴むことができる。
閲覧可能な項目
- デモグラフィック:ユーザー区分(新規利用者/既存利用者)、登録国、選択言語、性別、年齢
- 購買データ:購入日、購入商品名、購入数量、購入金額※Buyee発行のパラメータ経由有無のエクスポートも可能
売上や注文件数、注文単価などの推移も週次で確認可能
週次、月次での売上や注文件数、注文単価などの推移グラフもいつでも確認できるようになります。これにより、国ごとの購買タイミングの違いや年間での需要の変化の把握、自社のプロモーションやキャンペーンの効果検証が可能となる。
閲覧可能な項目
- 売上推移(全体/国別)
- 注文件数推移
- 注文単価
- 購入者数推移(全体/国別/性別/年代/新規・既存)