LINEは、同社が運営する美容ポータルサイト「lacore(ラコア)」において、ネットショップ支援室が提供する、受注・在庫一元管理システム「アシスト店長」との受注管理APIの連携を開始したことを発表した。
「lacore」は、自分にマッチしたコスメや美容情報などをLINEで容易に見つけることができる美容ポータルサイト。イエローベース・ブルーベースなどのパーソナルカラーや肌質・年齢など登録時に入力した情報、サイト内の行動履歴に応じて、ユーザーの好みにあった商品やコンテンツをパーソナライズして提供する。同ポータルサイトでは、提携ブランドに対して独自の管理システムを提供し、管理システムの中で受注管理機能を実現している。
「アシスト店長」は、複数ECモール・自社ECサイトの受注状況を一元管理・処理するEC受注業務の一元管理システム。特定条件でのステータス自動移動や、商品個数・地域毎に配送方法を自動設定する機能が搭載されている。
今回アシスト店長と受注管理APIを連携したことで、同ポータルサイトの管理システムだけでなく、アシスト店長より受注管理が可能に。アシスト店長を利用する場合、同ポータルサイトも含めた複数ECモール・自社ECサイトの受注状況が一元管理できるようになり、運用負荷の削減が可能となった。今後も在庫の一元管理連携など連携範囲を拡張していく予定だという。
同ポータルサイトでは、今後も、ユーザー、提携ブランドの声をプロダクトに反映し、より、利便性の高いサービスを提供していくほか、LINEの特性を活かしたオンライン・オフラインを問わないシームレスなコスメの購買体験の提供を目指すとのこと。