日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が、カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を採用。
日本KFCは、コロナ禍における巣ごもり需要をはじめデリバリー利用の新規ユーザーが実店舗に訪問するといったリピート客獲得が加速するなど、ユーザー数が継続的に増加したことにより、アプリPush、アプリ内メッセージ、メール、Webブラウザ内メッセージ等のチャネルにおよぶユーザーデータ分析等の負荷があった。これに加え、顧客のステータスに応じた最適なコンテンツの提供とコミュニケーションタイミングの最適化がビジネス上の課題となっていた。
今回の導入により日本KFCは、すべてのKFCのカスタマーの情報・属性・活動をリアルタイムで把握し、顧客1人ひとりに対しさまざまなチャネルにまたがる顧客体験を実現。それぞれのユーザーに合わせたリアルタイムで最適なコンテンツでのコミュニケーションにより、ブランド価値をさらに高め、ユーザーの心情に寄り添うカスタマーエンゲージメントの実現を目指す。加えて、Brazeを採用することによるエンジニア・マーケティング担当双方の運用負荷・コストを低減し、持続可能なコストと負荷による長期運用を期待している。
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 常務執行役員 CMO 中嶋祐子氏は次のようにコメントしている。
「KFCは、お客様の体験価値を向上させお客さまに信頼され、愛される “エブリデイブランド”へ」の進化を掲げ、更なる成長の軸としてデータを活用したデジタルマーケティング戦略を推進しています。 その一環としてお客様と重要な接点であるデジタルチャネルからのアプローチを有機的に繋ぎ、効率的な配信をマネジメントすることができるBrazeとその拡張性に我々は大きな期待を寄せております」