2021年12月24日に発刊した『季刊ECzine vol.19』、今号は「OMO」「店舗DX」をテーマに特集を組んでいます。
「Accelerate OMO~人×テクノロジーでアップデートする店舗DX~」をテーマに、新しい店舗体験の作りかた、ECやオンラインの場を活用した販売手法を6社に聞きました。
店舗内に新たなツールを導入し、顧客起点の接客を実現するTSIホールディングス(ナノ・ユニバース)、百貨店の新たな価値提供をD2Cブランドとともに目指すそごう・西武、リブランディングをきっかけに多角的な体験提供を行うオルビス、1,000万円オーバーの車をEC販売するBMW、バーチャル店舗でオンラインの接点に「楽しさ」を生むチョコレートブランドのリンツ、無人決済・省人化店舗で新たなマーケット開拓を行うファミリーマートといった、多種多様な業種・業界の事例を特集としてまとめています。
近年、顧客は多岐にわたるチャネルを自然と自身の需要に合う形で使いこなしていますが、企業がこうした顧客の動きについていくには、店舗・ECを「ひとつの売場」としてとらえ、行動に映す必要があります。
売場の垣根がなくなれば、当然店舗運営の形や店舗スタッフの働く場所も従来通りとはいきません。双方の利点を活かしながら顧客をよく見て関係性を深め、体験やサービスをアップデートさせること、店舗スタッフがオンラインとオフラインを活用してよりポテンシャルを発揮できるようにすることも、これからの企業の責務と言えるでしょう。
こうした視点からOMOを加速させ、売場をより魅力的な場所へと進化させる各社の取り組みをぜひ『季刊ECzine vol.19』から学び、2022年の進むべき道を見つけていただければと思います。
『季刊ECZine』とは?
『季刊ECzine』は年4回(3月、6月、9月、12月)、ECにまつわる旬のテーマを取り上げて発行している定期購読誌です。自社のECビジネスを俯瞰し、他社の動向を知るために活用ください。
- Chapter 1 最新トレンドを取り上げた「特集記事」
- Chapter 2 重要なトピックスを追う「定点観測」
- Chapter 3 EC業界のニュースや記事の振り返り