SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

アパレル等繊維・繊維製品・服飾品小売業の非正社員の人手不感、前月比13.8pt増/帝国データバンク

 帝国データバンクは人手不足に対する企業の見解について調査を実施。 なお、本調査は、 TDB景気動向調査2021年10月調査とともに行った。

居酒屋など飲食店の6割以上でアルバイト・パートが不足、 個人消費関連の人手不足が急上昇

  アルバイトやパートなどの非正社員が不足している企業は25.1%となった。 とくに、10月から営業時間の制限が段階的に解除となっている居酒屋など「飲食店」では、 非正社員の人手不足割合が63.3%と前月(44.1%)から急上昇。

  また、 アパレルなどの「繊維・繊維製品・服飾品小売」(47.1%、 前月比13.8ポイント増)や「旅館・ホテル」(35.9%、 同22.3ポイント増)など、 個人消費関連の業種で非正社員の人手不足感が10月に大きく上昇した。

正社員の不足割合は43.8%、 コロナ前から人手不足が叫ばれる業種を中心に上昇傾向続く

 正社員が不足している企業は43.8%となった。 正社員の人手不足割合は、 2020年5月(29.1%)を底にして上昇傾向が続き、 2年前の水準(50.1%))近づきつつある。 業種別にみると、 「農・林・水産」が64.2%と51業種中で最も高い割合となった。 次いで、 IT人材の不足が影響している「情報サービス」が63.9%、 職人の高齢化などが懸念される「建設」が62.1%で続いた。

 緊急事態宣言などの解除で人流抑制策が緩和され人出が増加するなか、 10月は特に個人消費関連の業種で人手不足感が急上昇した。 また、 「農・林・水産」「建設」など、 以前から社員の高齢化などで人手不足が高水準にあった業種でも、 足元で再び高まりつつある。 「デジタル化も重要ではあるが、 外食産業としては、 今後の労働力減少を見据えたロボット化も併せて進めていく必要がある」(西洋料理店)との声にあるように、 今後の労働人口の減少を見据えた省人化への取り組みは、 重要性がより高まっている。

 調査期間は2021年10月18日~31日、 調査対象は全国2万4,052社で、 有効回答企業数は1万1,332社(回答率47.1%)なお、 雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施しており、 今回は2021年10月の結果をもとに取りまとめた。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/10515 2021/11/25 18:25

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング