Vonage Holdings Corp.の日本法人、Vonage Japanは、シンガポールに本社を置くオムニチャネルのチャットコマースソリューションを提供するJumper.aiを買収したと発表。
Vonage Holdings Corp.は米国ニュージャージー州に本社を置き、米国、欧州、イスラエル、オーストラリア、アジアにオフィスをかまえ、企業のデジタルトランスフォーメーションの加速を支援している。
Vonageのコミュニケーションプラットフォームはプログラムが可能で、ビデオ、音声、チャット、メッセージング、認証の各機能を既存の製品、ワークフロー、システムと連携させることができるというもの。
Jumper.aiは、著名な企業がWebやソーシャルチャネルを通じてコンシューマとつながりたいといったニーズに応えるオールインワンソリューションであり、コンシューマとの会話をさらに発展させて、AIを活用した優れたカスタマーエクスペリエンスに変えていき、迅速なサービスと販売フォローに役立てることができる。
VonageはJumper.aiの買収により、Vonageはこうした高まるニーズに対応する関連テクノロジーを獲得するとともに、L'oreal、Kiehl's、Disney、Axe、Dove、Ben & Jerry's、Burger Kingといった消費財、食品、リテール、エンターテインメント、医療、旅行産業におけるリーダー企業など、チャットコマースの成長を促進する主要な業界における既存の企業顧客の要望にも応えていく体制を整えた。
今後Jumper.aiのチームは、Vonageの製品グループとエンジニアリンググループに吸収される予定。今回の買収により、Vonageは卓越したテクノロジーと優秀な開発者、およびチャットコマースの専門知識を獲得し、Vonageの一元的なコミュニケーションプラットフォームとAPIの多彩なポートフォリオに、新たにプログラマブルで柔軟かつインテリジェントな機能を追加する考え。