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2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzine Day 2021 Winter レポート(AD)

継続的なUI/UX改善で成果につなげる サイト改善で踏まえるべきポイントを伝授

試行錯誤が着実に成果につながるUI/UX改善

 武本氏は、ここでUI/UX改善の具体的な効果について紹介を行った。あるアパレルECサイトでは、サイトに遷移し決済完了画面に至るまでの各画面に改善施策を実施。これにより、決済完了画面までの遷移率が30%改善したほか、ユーザー単価も15〜20%上昇していると言う。

 総合ECサイトの事例では、お気に入りボタンのUI改善により、お気に入り登録率が40%アップ。特定画面において実施した離脱率の改善施策では、離脱率を30%下げることに成功している。ただし、こうした成果はひとつの施策によって成果が現れるものではないと武本氏は述べた。

「さまざまな施策を行い、検証した上で方向修正をする。そしてさらなる改善につなげる。どの企業も、こうした試行錯誤を繰り返した末に成果を得ることができています。その点については、ご理解いただければと思います」(武本氏)

 セッションの最後に武本氏は、「より良いユーザー体験を描く上での明確な答えは、現状存在しません。ユーザーにとって本当に価値があり、ビジネスの成果にもつながるUI/UXは、定量的な検証と分析、継続的なPDCAサイクルを回した上で見つけることができるものです」と改めて説明。自社内でフロー構築が困難な企業に向け、最適なソリューションをアイスリーデザインは提供すると述べた上で、次のように締めくくった。

「これまで以上に不確実性と複雑性が増していく世界において、いかにスピードと柔軟性をもって適応し、より優れた価値を世の中に届けていくのか。アイスリーデザインは、お客様のDXを支援することで、そうした新たな価値創出に貢献できると自負しております」(武本氏)

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この記事の著者

松岡 亜希(マツオカ アキ)

フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。● http://pubapart.com/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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