月間500回以上の期間限定セールを最適な形で伝えたい
MILLEPORTEに聞く、MA活用成功の法則
「MILLEPORTE(ミレポルテ)」は、国内外4,000ブランド超のアイテムを、最大80%オフの価格で販売する会員制フラッシュセールECサイトだ。ファッションはもちろん、ライフスタイルやフードなどのジャンルも取り扱う。取材時点(2018年3月)で会員は350万人を数える。毎日新しいセールが10~20も始まり、ひと月に換算すると500回以上も途切れることなく開催されている。
このように膨大なコンテンツを持つMILLEPORTEは、ユーザーに最適なコミュニケーションを実施するため、2017年6月にマーケティングオートメーション「Probance(プロバンス)」を採用した。同社では、別途メール一斉配信ツールを利用していたが、One to Oneコミュニケーションの実現に向けてMAも追加した形だ。
Probanceは、データ分析に強みを持つ株式会社ブレインパッドが提供。同社では、2013年3月にフランスのProbance社と販売代理店契約を締結し、マーケティングオートメーションツールの取り扱いを開始していることから、5年の実績を持っていることになる。TSUTAYA、ワコール、高島屋などをはじめとする、導入事例も豊富だ。
MILLEPORTEを運営する株式会社B4Fは、2010年3月から前身となるサービスを開始し、EC歴は8年になる。2016年からMILLEPORTEのアプリも提供するなど、テクノロジーに強い企業でもある。そんな同社が、数あるマーケティングオートメーションの中からなぜProbanceを採用し、どのように活用しているのか。マーケティングマネージャーのビアンカ・コドニェさんと、同社を担当するブレインパッドのおふたりに話してもらった。