SNSフォロワー数30万人、日韓の女性ユーザーの心を掴んだ「ガールズルール」
最近、派手なビジュアルやパフォーマンスなどで「K-POPアイドル」に憧れる日本の10代が増えています。これを機に、彼らのようなアイドルが好む「韓国ファッション」への関心も高まっているようです。
レディースファッションを手がける「ガールズルール」は、韓国が好きな日本の10代を中心に根強い人気を集めています。同社は、韓国ブランドに対する日本の若年層のニーズが少しずつ目立つようになった2014年、日本市場に本格参入しました。
ガールズルールを率いる金ヒジンCEOは、自然な人生の流れで日本語のECサイトを開業したと言います。彼はワーキングホリデーで日本語を身に着け、韓国に帰国後は、日本アパレル企業の韓国取引先に勤務しながら日本の市場分析に取り組みました。そのころ「cafe24」は、越境EC向けサービスに力を入れ始めた時期でした。
「事業を始めた当初、友人の日本人ブロガーと一緒にブランドの認知拡大に取り組みました。また『リーズナブルな価格』や『オルチャンファッション』などのキーワードを活用したマーケティングを行ったことで、自社サイトへの流入増加にも繋がりました」(金CEO)