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「人の幸せが自分たちの幸せ」ゲーム好きで「人生舐めてた」国際カップルがEC販売で転機 

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2017/10/27 08:00

 ECに関してほとんど知識がなかった人たちが、Shopifyを利用しながら人生が変わるほどの売上を達成した経緯をインタビューしました。今回は、海外向けに日本のゲームやフィギュアなどを販売するソラリスジャパンを紹介します。

ゲーム好きな国際カップルが始めた「ソラリスジャパン」

ソラリスジャパン イヤム・ジェイコブさんと石川稚佳子さんご夫婦

――まずは、ソラリスジャパン設立の経緯からお伺いしたいと思います。

石川さん 設立は2008年です。彼(ジェイコブさん)がもともと日本文化が好きで、ドイツに住んでいた頃から個人的に日本に来て、ゲームを買ってドイツで売っていたんです。2008年、大学を卒業したのを機に日本へ来て、ソラリスを立ち上げました。

ジェイコブさん ゲーム好きになったのは、小学1年のときにゲームボーイを買ってもらってから。はじめて日本に来たのは、PS2が発売された2000年、15歳のときです。ドイツでの発売は半年後だったので、そんなに待てない!と思って。日本で何台も購入して友達や近所のショップ、ネットの知り合いに売って飛行機代を稼ぎました。

石川さん 15歳でビジネスマンだね(笑)。

ジェイコブさん 本当にほしかったから、どうにか考えたんだよね。

お2人が代表を務める会社・ソラリスジャパンが運営するECサイト
https://solarisjapan.com/

――当時から、いずれ日本に住むことを考えていたんですか?

ジェイコブさん ずっと前から遊びに来たくて、いつか引っ越せたらいいなと思ってたんですが、実際に来てみて絶対に住もうと思いました。そのあとも何回も日本に来て、秋葉原で中古ゲームなどを買ってドイツで売っていて。稚佳子に出会ったのは2002年で、まだ2人とも高校生だったよね。

石川さん 17歳と18歳だね。その後、私が大学を卒業してドイツに行ったんです。ドイツでは2人でずっとゲームばっかりやってました(笑)。でもそれにも飽きてきて、一緒に日本に帰ることになって。

ジェイコブさん 2人で戻ってきたのが2008年。そのタイミングでソラリスジャパンを立ち上げました。ドイツでは稼げていたし、貯金もあったので大丈夫だろうと自信があったんですが、ちょうどリーマンショックが起きてしまって……。会社がうまくいかなくなり、気づいたら貯金もなくなった(笑)。

石川さん だってゲーム以外なにもやってなかったもん。世の中を舐めすぎていたよね(笑)。

ジェイコブさん 2009年の1年間の売上が、今の1週間分くらいしかなかった(笑)。このままじゃヤバイと思って、2010年から自社サイト以外にも、ヤフオク!やeBayをはじめました。もともと細かい作業が苦手で全然やってなかったんですが、必死になって1日150個アップしたりして。少しずつうまくいくようになっていった感じです。

当時はゲームの取り扱いが中心で、2011年まではひとりでやっていました。その後、稚佳子が手伝うようになって、2013年にはプログラマも雇いはじめました。それでいろいろと新しいことができるようになり、2014年からはフィギュアも扱うようになりました。

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