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営業利益率14%、原価率50%という実績 ポイント付与サイト運営セレスの経営状況をチェック

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 自社で運営するサイト利用者へのポイント付与、という無料会員サービスを展開しているセレス(3696)のビジネスを確認してみる。

ポイントサイト運営のセレス、売上高営業利益率14%のヒケツ

 2005年の創業で、14年に東証マザーズ市場に上場、16年12月には東証一部市場へ昇格したセレスの主力事業は、「モッピー」「モバトク」「お財布.com」といった、ポイントサイトの運営である。

 それらサイトに無料で会員登録してもらい、サイト内の広告閲覧、アンケートへの回答、無料ゲームへの参加、スマホアプリのダウンロード、ショッピングなどのアクションに応じてポイントを付与する、というのが同社のビジネスモデルだ。

 付与するポイントは「楽天Edy」などの各種電子マネー、「iTunesギフト」といった各種ギフト券、仮想通貨のビットコイン、銀行振込を通じて現金への交換が可能で、16年12月までの累計ポイント発行額は249億ポイント(122億円相当)を超えているとしている。

 16年末現在の会員数は304万人。3年前の13年12月末の118万人からは、186万人の増加だ。同時に売上高も伸ばしており、17年12月期の売上高予想は42億円である。売上高営業利益率も14%前後で推移しており、まずまずの水準である。

 実際のポイント付与率はどうだろうか。セレスは、ネットでモノを販売したり、有料でサービスを提供しているわけではない。無料会員サービスが基本だ。たとえば、同社が運営しているモッピーでは、1,500以上の公式サイトを中心としたモバイルコンテンツへの登録や利用を促すわけだが、収入源は広告代理店からの手数料や広告主からの掲載料である。

 一方、同社は将来のポイント使用に備えた「ポイント引当金」とは別に、「ポイント原価」を計上している。このポイント原価で、売上高に対する付与率を計算してみた。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



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