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カラーコンタクトレンズEC「Luvlit」が決済「Paidy」採用 ユーザー2割利用でキャンセル減へ

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2016/05/17 10:00

カラーコンタクトレンズ通販サイト「Luvlit(ラブリット)」。クレジットカードを使わないユーザーが過半数いる同サイトでは、「コンビニ前払い」のキャンセル率が高いのが悩みどころだった。オンライン決済サービス「Paidy」導入で、コンビニ前払いからのユーザーが動きつつある。

女性層向けカラーコンタクトレンズ・コスメECサイト
オンライン決済「Paidy」導入

 カラーコンタクトレンズ通販サイト「Luvlit(ラブリット)」は、T-Gardenが運営する独自ドメインサイトだ。同社は、渋谷に本社を置き、「女性がHappyに暮らせる毎日を創ります。」をミッションに、カラーコンタクトレンズのほか、コスメやヘアケア製品、生活雑貨などを企画開発している。カラーコンタクトレンズは主力事業のひとつでもあり、量販店の同部門では、1、2を争うポジションだ。

http://luvlit.jp/

 「ユーザーは、10代後半~30代半ばまでのいわゆるF1層で、100%といっていいくらいスマホから購入されています。主力商品はモデルやアーティストがプロデュースした、カラーコンタクトレンズやコスメです」(Luvlit ディレクター 野澤晃泰さん)

 EC事業は6年ほど前から、独自サイトのほか、楽天市場、Amazon.co.jp、DeNAショッピングにも出店している。楽天市場が、前年比150%の勢いで売上を伸ばしていることから、モールの強さを感じているところでもあるが、独自サイトは、メーカーが運営する「公式サイト」の役割を持つ重要な存在だ。

 「独自サイトでは、決済手段は、クレジットカード、代引き、コンビニ決済、キャリア決済を導入していました。3割ほどを占めていたコンビニ決済は、受付番号を発行して事前にお支払いいただく仕組みですが、支払いの期限切れになり、キャンセルされてしまうことが多かった。そんななか、懇意にしている企業様から『Paidy(ペイディー)』を導入し、成果につながっているとご紹介いただきました」

株式会社T-Garden Eコマースチーム Director 野澤晃泰さん

 Paidyは、メールアドレスと電話番号を入力すると、スマートフォンにSMSで4桁のコードが飛び、それを入力すると決済ができるオンラインのサービス。クレジットカードもIDやパスワードも必要ない。支払いは前月の分をまとめて、翌月10日までにコンビニで後払いする仕組みで、分割払いも可能になっている。ユーザーからすれば、クレジットカードを持たずに、クレジットカードのような支払いサイトでショッピングができるわけだ。すでに、SHOPLIST.com、夢展望、fifthなど、F1層をメインターゲットにしたサイトが導入している。

 「導入の際、後払いサービスと比較しましたが、Paidyは決済手数料が安かったので導入を決めました。懸念点としては、まだそれほど認知されていない新しいサービスなので、ユーザーが戸惑わないかということ。Paidyさんがキャッシュバックキャンペーンを行ってくれたり、サイトでも新しい決済であることを押すなど、工夫しました。結果として、ユーザーからとくに問い合わせもなく、いまでは代引きに迫る勢いで利用されています。新規ユーザーも、既存ユーザーも、どちらにも利用されていますね」

 導入後3ヶ月で、クレジットカード35%、代引き25%、Paidy20%、コンビニ15%、キャリア5%という割合になっている。代引き、コンビニ決済の際に手数料がかかることを考慮に入れても、Paidyは飛躍的に伸びていると言えるだろう。

トレンドを発信するビジネス、新しいサービスも積極的に

 Paidyは、APIが公開されていて、数行のコードを書くだけで導入できる。クレジットカードと似た仕組みだ。支払い・売上管理がCSVでダウンロードもできる管理画面も利用できる。

 新たな決済手段が登場しても、ASPカートや構築パッケージを利用している場合には、自由が効かない場合もあるが、Luvlitの場合は、自社でフルスクラッチで構築しているため、スムーズに進んだ。

 「導入を決めてから、2ヶ月ほどでユーザーに利用してもらえるようになりました。1.5人のエンジニアが、ほかの作業と並行して行ったのでそれだけかかりましたが、集中すれば1ヶ月くらいで可能だったでしょう。決済手段ですからトラブルがあってはいけないので、デバッグを何度も行い、慎重に確認しました」

 Paidyに対応しているECサイト構築サービスは、オープンソース「EC-CUBE」、パッケージ「EC-Orange」、サービス「FRACTA NODE」、ASPカート「MakeShop」がある。

 「当社は渋谷にあるのですが、渋谷は本来、トレンドを発信するところ。新しいものはどんどん取り入れていこうという方針があります。代表も新しいサービスに敏感で柔軟ですし、やろうと思ったらすぐに導入できる開発体制があるのはありがたいです」

新しい決済手段の導入で、メーカーECの独自性を強化

 Paidyがそれほど抵抗なくユーザーに受け入れられ、すでに全体の2割を占めているというのは、新しいサービスを導入してECを発展させていきたいと考える先進企業にとっては、ありがたい反応だろう。

 「一度使えば、便利だとわかってもらえますからね。ユーザーのネットショッピングに対するハードルが下がり、購入までにかける時間も短くなっていると感じます。以前は、ひとつの商品について、商品詳細ページをじっくり読み、『本当に大丈夫か』と吟味しながら買っていたじゃないですか。それが、今ではネットショッピングが当たり前なので、それほど悩まずに、サクッと買ってしまう。だから、わかりづらいこと、時間がかかることがストレスになるのだと思います。Paidyはシンプルでわかりやすく、決済までにかかる時間も短いので、ユーザーにも喜ばれているのでしょう。

 当社としても、コンビニ決済よりキャンセルが少ないですし、クレジットカードよりも決済手数料が低いというのは魅力的なので、Paidyをどんどん押し出していきたいです」

 Paidy導入にあたっては、「モールにはない決済手段を独自サイトに」という意気込みもあったそうだ。

 「当社は『女性がHappyに暮らせる毎日を創ります。』をミッションとして掲げています。Eコマースでは、独自サイトならではのカスタマイズで、お客様にとって使いやすいサイトを目指しています。当社の商品をサイトを通して選んでいただき、『カワイイ』『たのしい』『うれしい』を届けていきたいと考えています 」(了)

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