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BEENOS、上場11年で初の配当!好調な「ブランディア」事業の数字をチェック

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買取額の2倍で販売!BEENOSを復活させた「ブランディア」

BEENOSの収支構造を1,000円の販売にたとえると

 10年9月期は1,000円の販売につき、広告宣伝費は31円に相当していたが、15年9月期には84円まで伸びている。広告宣伝費用の実額そのものも、10年9月期3.7億円が、14年9月期にはおよそ10億円になり、15年9月期は14億円強にまで伸ばしてきた。

 10年9月期との比較でいえば、広告宣伝費を4倍弱に増やしたことで、売上高も4倍に伸びたということだ。

 ちなみに、BEENOSのブランディア事業の売上高と仕入高の割合は、おおよそ「2対1」である。買取額の2倍で売れていると推定できるようだ。

サイバーエージェントの黒字にも貢献

 BEENOSは、ネット広告大手で「ameba」の運営やゲーム事業も展開しているサイバーエージェント(4751)の関連会社である。

 決算的に、出資企業側は関連会社の純利益を出資比率に応じて取込むわけだが、サイバーエージェーントは15年9月決算で、持ち分法による投資損益として、6億9,500万円の黒字を計上した。BEENOSはその黒字に貢献したわけだ。

 買取後に「ヤフオク」や「楽天オークション」などオークションで販売するというのも、買取に応じる安心感につながっているのだろうが、なんといっても無料の宅配買取サービスという手軽さが支持を得ているのだろう。

 クロスボーダーである海外転送や代理購入ビジネスも含め、ブランディアの今後に注目したい。

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