記事種別

IRにEC・オムニの取り組みを記載する企業増 アパレル、リユース、百貨店などピックアップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

ネット通販の拡大もあって、自社の取組みについてIR(Investor Relations)で説明する企業が増えてきた。主なものを紹介してみよう。

EC化率10%を超えた、ユナイテッドアローズ

 ネット通販売上高が全体の1割以上を占めるようになったのが、衣料品販売のユナイテッドアローズ(7606)だ。同社は社名でもある「ユナイテッドアローズ」や「クロムハーツ」、それにアウトレット店など300を超す店舗を運営。

 14年度のグループ売上高は1,310億円、単体ベースは1,186億円だった。そのうち、ネット通販売上高は142億円。連結売上高比なら10.8%、単体ベースなら12%を占める

 ネット通販売上高142億円は、1日にすれば3,900万円に相当する。店舗数と売上高から計算すると、同社の旗艦店の1日平均売上高は189万円、アウトレット店は192万円ということになるが、そうした大型店やアウトレット店20店舗分を毎日、ネットで販売していることになる。

 ユナイテッドアローズは、2005年にはスタートトゥデイ(3092)が運営している「ZOZOTOWN」に出店。ZOZOTOWNの運営開始は2004年であることから、初期段階から出店していることになる。通販売上高の半分以上はそのZOZOTOWNが占め、自社ECサイトのシェアはおよそ4分の1という。

 15年度のネット通販売上高予想は155億円。9年度68億円のおよそ2.3倍である。こうしたネット通販の伸びについて同社は、「実店舗でのセールス期間を短縮し、セール対象商品をネット通販に集中したこと。ECサイトの物流倉庫に在庫を配分せずに、受注発送型にしていること」が要因と分析している。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

バックナンバー

連載:EC関連企業の財務状況をきまぐれにチェック

もっと読む

2019年11月の人気記事ランキング

All contents copyright © 2013-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5