たかがメアド、されどメアド。誤入力防止で劇的に変わる入力完了率。
EFOツール「エフトラEFO」を提供するエフ・コード。同社の門田氏は、「EFOは、ウェブマーケティングにおける、費用対効果改善の定石のひとつ」と定義。
なぜなら、ちょっとした工夫で50%前後の改善が可能で、他の施策と比べて手間も少ないからだ。しかしそんなEFOツールでも、メールアドレス誤入力による離脱を防ぐのは難しい。
そこで、エクスペリアンジャパンが提供する「Email Validation」を自社のEFOツールに実装し、ある企業の会員登録フォームにおいて効果検証を行ったところ、登録完了率が実装前の1.2倍に改善した。
「Email Validation」実装前のCVRが44%だったところ、実装した後には52%に改善。同サービスがダブルオプトイン形式を採用していることから、登録者のうち、8%が誤ったメールアドレスでエントリーしていたのではと門田氏は指摘する。
門田氏は、「各社のエントリーフォームにおける顧客データの取得戦略は変化しており、LTV、ROIの視点からも、エントリーフォームは入力のしやすさに加え、取得するデータの正確さが重要になってきていると感じます。そのためにはEFOツールに加え、『Email Validation』のようなデータソリューションを用いることが重要になってくるでしょう」と述べ、講演を締めくった。