「目標CPOを6ヶ月連続でクリアしてるし、もう予算調整だけでいいんじゃね?」
前回は、リスティング広告の効率化に有効な7つの手法をご紹介しましたが、うまいことCPAは改善できましたか?
次の一手として、「広告文」にフォーカスしてみました。広告文の、
- タイトルにキーワードを挿入する
- 数字を入れる(5,000円引き)
- 限定感を出す(今だけ~)
- オファーを訴求する(無料~)
- 実績を訴求する(100万出荷突破)
といった工夫は、もはや常識ですよね。逆に言うと、常識になりすぎてしまったので、結局、競合の広告文に埋もれてしまうこともめずしくありません。企業や商品のブランドイメージの問題もあるので、無理に冒険する必要はありませんが、たまには変化球を投げてみませんか?
今回は、架空の胡蝶蘭ECサイト、店舗名は「オーキッド(蘭)」という設定で広告文を考えてみましょう。よくありがちな広告文の他に、7種類の変化球をご用意しました。
よくありがちな広告文
胡蝶蘭の通販ならオーキッド
開店祝い、移転祝いに最適な豪華3本立てが
9,500円~。15時までの注文で翌日配送!
「~なら」はご愛嬌ですが、商材名、店舗名、用途、価格、メリットが散りばめられた典型的な広告文です。決して悪くはないのですが、競合の広告文に埋もれてしまう可能性大。
1.視点をチェンジ
この胡蝶蘭を送ってくれたの誰?
ずいぶん立派な胡蝶蘭だね。メッセージ
カードも嬉しいよ。今度お礼しないとな。
お店視点でも、お客様視点でもなく、贈り先に視点を変えた広告文。口語体で書きつつ、サービス内容にも触れているのがポイントです。
2.記事風
【特集】開店祝いに最適な胡蝶蘭
お店で映えるサイズ、色、ラッピングは?
メッセージの書き方から立札のことまで。
胡蝶蘭を送ると決まっていても、ついつい悩みがちなポイントを羅列。ちゃんと、リンク先のページにアンサーとなるコンテンツを用意してから攻めてみましょう。