フェリシモは、50代・60代の大人世代へ向けた“体験型”新サービス事業を開始した。これまでの「モノ」中心の提案にとどまらず、「コト」や「体験」を通して顧客の知的好奇心を刺激し、毎日を豊かに過ごす機会の提供を目指すとしている。

同社は、新サービスの第1弾として、青森県で人気の体験型ツアー「青森・宮越家離れ『詩夢庵』のステンドグラスと襖絵の鑑賞および津軽びいどろ職人を訪ねる特別ツアー」を販売。特別公開される宮越家「詩夢庵」では、大英博物館蔵の襖絵との“再会展示”や、大正時代のステンドグラス作品が鑑賞できるという。
ツアーは2泊3日と1泊2日のコースを用意し、津軽びいどろの工房見学や津軽鉄道での絶景体験、地元料理といった地域文化にも触れられる構成となっているほか、事前に青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」のカトラリーレストを自宅へ届けることで、「旅マエ」体験の提供も実現している。
