コミューンは、シリーズCラウンドにおいて、第三者割当増資およびベンチャーデットによる総額55億円の資金調達を完了した。第三者割当増資には既存投資家4社に加えて、日本グロースキャピタル投資法人、JPインベストメント、日本郵政キャピタルの3社が新たに参画した。

今回の資金調達は、顧客や従業員との信頼関係を育み、その信頼を事業成長に活かす「信頼起点経営」のためのソリューション開発や、同経営手法の社会実装の加速を目的としている。調達資金は主に、信頼への投資対効果を定量化するプロダクト開発、信頼を構築し事業成果に転換するプロダクト開発、グローバル市場への展開に充てられる。
同社はコミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」の提供や各種ソリューション展開を通じて、企業と顧客・従業員の信頼構築を支援しており、今後はプロダクト開発のみならず、戦略立案やコンテンツ制作、イベント支援など信頼形成のフルファネル化を進める方針だ。
