SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

直近開催のイベントはこちら!

【リアル×オンラインのハイブリッド開催】ECzine Day 2025 October (2025.10.9)

BOOKS

【書籍紹介】AI活用が業務効率化にとどまっていないか? 真の成果を生むために必要なスキルとは

 多くの企業にとって、AI活用は避けてはとおれないテーマだ。いかに、AIを“パートナー”として業務を改革するか。まずはAIの現在地を理解すること、そして自分自身がどのような価値を発揮できるか考えることが必要だろう。今回は、そのヒントとなる1冊を紹介する。

プロンプトのスキルを身に着けるには

 ブランド運営、マーケティングにおいて無視できない存在となった「AI」。その活用は、単なる業務効率化から、よりクリエイティブな領域へと広がっている。では今、そして未来のEC運営担当者やマーケターには、どのような“AIスキル”が求められるのか。『AI駆動マーケティング 業務効率化を超える生成AI実践術』(インプレス/馬渕邦美、柴山大 著)は、具体的な市場動向とともに、身に着けるべきプロンプトの技術などを紹介している。

『AI駆動マーケティング 業務効率化を超える生成AI実践術』(インプレス/馬渕邦美、柴山大 著)
AI駆動マーケティング 業務効率化を超える生成AI実践術』(インプレス/馬渕邦美、柴山大 著)

 中には、「生成AIが独創的で新鮮なアイデアを提案してくれる」と考える人もいるかもしれない。しかし、実現するにはそれを導く“指示出し”が必要となる。つまり、人間がイメージを言語化できなければ、AIは期待どおり機能しないということだ。これは、AIが当たり前ではなかった時代から、必要とされてきたスキルではないだろうか。

 このように本書では、実際の活用事例やプロンプト作成のポイントを学びながら、“変わらず重要な視点”や、“人間が行うべき領域”の境目が見えてくるはずだ。

AI時代には「掛け算」でキャリアを切り拓く

 ChatGPT、Gemini、Adobe Fireflyをはじめ、用途に合わせたAIの種類や海外企業の事例が豊富な本書。一方で注目したいのが、有識者へのインタビューだろう。たとえば、コメ兵、ユナイテッドアローズなどを経て300Bridgeを立ち上げた藤原義昭氏。本書内のインタビューで、「マーケティングだけができるマーケターはもういらない(P.273)」と語っている。

 ある程度大きな粒度のものよりは、データアナリティクスやEC、MD(マーチャンダイジング)を掛け合わせ、自分のキャリアとして何を武器としていくかが重要です。マーケティングを中心に置いたときに、何を掛け合わせていくか、それができない人はもう必要なくなると見ています。(P273)

 AIで自身の業務をアップデートしながら、これからのブランド運営、マーケティングの在り方を考える。本書がそのきっかけになるのはないだろうか。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
BOOKS連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/17103 2025/08/29 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング