技術とサービスで「ファッションの『こと』ならZOZO」を実現する
――最後に今後の展望を聞かせてください。
青木 私が現在携わっているZOZOCOSMEとZOZOVILLAに関しては、それぞれ異なるアプローチが必要だと思っています。まずZOZOCOSMEは、ファッションの延長線上として「コスメを買うならZOZOCOSME」となってもらえるよう、認知を拡大できる施策が必要だと考えています。

青木 一方ZOZOVILLAはラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドを扱っているため、幅広いユーザーというよりは、ZOZOVILLAで取り扱うブランドを本当に好きなユーザーがターゲットになります。
そのため、ZOZOVILLAでないと得られない情報や限定商品を提供していきたいです。最近では、人気のブランドに新作アイテム情報をZOZOVILLA限定で先行公開いただくなど、ZOZOVILLAならではの付加価値を作る取り組みを実施しています。
――ZOZOTOWNのサービスとしてはいかがでしょうか。
青木 ZOZOTOWNユーザーにワクワクしてもらえる体験を今後も提供していきたいです。元々は「ファッションを『買う』ならZOZO」というイメージだったのを、今は「ファッションの『こと』ならZOZO」というイメージに変えていくフェーズに来ています。近年実施したファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」のリニューアル、ファッション×音楽の「ZOZOFES」やファッション×飲みの「ZOZO横丁」といったイベントのように、洋服・コスメを購入する以外のお客様とのタッチポイントを今後も強化していきたいです。
