株式会社ゲオホールディングスは、2026年10月1日に社名を「株式会社セカンドリテイリング」に変更する。
時代の移り変わりとともに、同社はリユースをビジネスの中核とする方向へ舵を切った。リユースやオフプライスストアも、価値あるものを循環させ、再分配することで、人々の暮らしの豊かさを追求していくビジネスとしている。
これからリユースにおけるグローバルでのトップランナーを目指す決意を込め、創業40周年の節目を迎える2026年に、社名を「株式会社セカンドリテイリング」に変更すると決定したとのこと。
今後の事業戦略
同社グループは、2035年度にグループ連結売上高1兆円、グループ全体で5,000店舗を目指している。中でもリユースを最重要事業と位置付け、その占める割合をさらに増加させていく計画。
具体的には、国内外におけるセカンドストリートの出店拡大、ゲオにおけるリユース比率増加(モバイル・情報家電・ゲームなど)の戦略を軸に、グループ会社である株式会社おお蔵ホールディングスや株式会社rockなどにおけるリユース品種の拡大など、取り組みを深化させる。特に、海外におけるセカンドストリートの展開は、2035年度までに1,000店舗を出店することが目標とのこと。
そのほか、同社は純粋な一次流通だけではなく、デジタルコンテンツ・オフプライスストア・レンタルなど、セカンダリーな流通領域の事業拡大を図る方針を示している。