システム開発やクラウド開発などを手掛けるアプリックスは、消費者の生活動線に合わせ、適切なタイミングで広告配信ができるリテールメディアプラットフォーム「BRIDGE AD」の提供を開始すると発表。
同プラットフォームは、ロケーションパートナー(広告配信場所提供者)から提供されたロケーション(広告配信場所)と、アプリパートナー(広告配信アプリ提供者)から提供された広告配信アプリを複合的に組み合わせ、全国規模での位置情報広告配信を実現するもの。同プラットフォームを活用したデジタル広告配信は、2025年春より国内大手小売事業者の店舗にて開始予定だという。
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「BRIDGE AD」の主な特徴
- リアルタイム広告配信:ビーコンを利用した位置情報検知で、消費者の現在地に応じた適切な広告を即時配信
- 収益シェアモデル:広告収益をロケーションパートナー・アプリパートナーと分配
- ファーストパーティデータの活用(将来的に導入予定):小売事業者が保有する購買履歴や会員情報を活用し、属性に合わせた高度なターゲティングを実現
- 複数ロケーション、広告配信アプリを複合的に利用:複数ロケーションと複数の広告配信アプリをプラットフォームとして活用し、全国規模の広告配信体制を疑似的に構築
このほかにも、将来的にはPOS連動型CMS(コンテンツ管理システム)、Neutrix Cloud活用によるコスト削減、同業他社との事業・資本提携・アライアンスなどの推進が構想されているとのこと。