SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

現代のEC担当者に必要なメンタリティーとロジカル思考

ロジカルな根性論が差別化の原点に ミウラタクヤ商店が教える「目標達成に必須な二つの要素」とは

 生活環境や働き方が変わり、今や単なる「根性論」は古い価値観の押しつけともいえるでしょう。しかし、EC運営をしていると、売上の壁を越えるため、変わりゆく環境に適応するために強い意志をもって行動・決断をしたり、場合によっては痛みをともないつつ前進したりと、踏ん張らなければならないタイミングが訪れることもあります。本連載では、「ひとりEC」に取り組む中でこうした体験もしてきたミウラタクヤ商店 三浦卓也氏が、「現代のEC担当者に必要なメンタリティーとロジカル思考」を語ります。第3回のテーマは「適切な根性論を発揮するために必要な考え方・行動」についてです。

小手先で通用しない時代だからこそ、提唱したい「根性論」

 現代は、インターネットで収益を上げるための方法論やテクニックが豊富に存在しています。しかし、「小手先のテクニック」だけで思うような成果を出すのは難しいのが現実です。

 本連載「現代のEC担当者に必要なメンタリティーとロジカル思考」では、これまで繰り返し「適切な根性論」が不可欠と書いてきました。ここで指す「根性」とは「強い意志」と「行動力」です。そこで、今回はこれらを身につけ、最大限に生かすために欠かせない考え方や行動について紹介します。

人は無意識に自分を過大評価してしまう 軌道修正の方法は?

 適切な根性論に基づいて行動するために欠かせないのは、「客観的評価」と「徹底的な行動」です。この二つを実行・実践すれば、より効率的・効果的に目標に向かって進むことができます。

 僕は「EC家庭教師」というコンサルティングサービスを提供しています。これまで100人以上のEC運営者・担当者にアドバイスをしてきたのですが、その中で多くの人が自分自身を評価する際に主観的になりがちだと気づきました。つまり、実際の自分の状態よりも高く評価してしまう傾向があるということです。

 適切な自己評価ができておらず、自身の理解と現実が乖離している場合、あらゆる打ち手を立てて実践してもそれが「正しい努力」になりません。自分が今どこにいるのか把握するための「地図」として、客観的な評価は必須です。なぜなら、この地図が正確でなく、間違った方向に進んでしまうと、適切な努力ができなくなってしまうからです。

 では、自分を客観的に評価するにはどうすれば良いのでしょうか。ここからは、自分を客観視するための三つのステップを紹介します。これらを実践すれば、正しい努力ができるようになるはずです。

次のページ
始まりは自己分析から 「客観的評価」を進める3ステップ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
現代のEC担当者に必要なメンタリティーとロジカル思考連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ミウラタクヤ商店 三浦卓也(ミウラタクヤ)

 バターコーヒーのお店「ミウラタクヤ商店」の店主。「ひとりのEC運営でどれだけ成長できるか?」にこだわりお店を運営。EC運営において一番大事にしてるのは「お客様への接客」。広告・SNS運用が得意。 2019年Shopifyに出会い導入開始し、半年間で売上250%成長を達成。Shopifyの圧倒的な機能性の高...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/15608 2024/11/01 07:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年8月27日(火)10:00~19:15

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング