広告にも、自社ECにもLTVの高い“顧客の声”を反映する
新井(RAVIPA) D2Cとはよく言われますが、「ASHADA(アスハダ)」「Hairmore(ヘアモア)」ともにロングセラー商品にするべく、お客様の声を反映して、製品の中身やパッケージを何度も改善してきました。また、企業の発信よりも第三者のおすすめのほうが響く時代ですから、さまざまなタイプの口コミ(UGC)が継続的に生まれることを重要視し、広告やLPをはじめとするさまざまなクリエイティブにUGCを活用しています。そして広告をはじめとする販促活動は、一時的な売上ではなくLTVの視点で考えること。そのためにも、経由メディアごとのLTVを計測することは重要だと考えています。流行っている、新規獲得数が多いからといった理由ではなく、事業を継続するという視点で投資するメディアを選択しています。
小野瀬(ディール) ディールでは、D2C・EC・単品リピート通販事業者様のご支援を2017年創業から一貫して行ってきまして、「UGCクリエイティブ」や「ECキャスティング」を中心に、EC支援実績が累計300社を超えました。しかしながらこのふたつのUGCツールはあくまでEC企業様を成功に導くためのきっかけに過ぎず、EC/D2Cソリューションを通して様々なご支援を総合的にさせていただいております。たとえばRAVIPA様の場合は、タレントのキャスティングなどでもご支援させていただいており、これからもディールの企業理念「顧客を成功に導く」の実現のために、顧客であるD2C・単品通販・EC企業様を成功に導くための総合的なご支援をさせていただきたいと考えています。
UGCについては活用が当たり前の時代になってきていますが、モールではレビューが充実しているほうが売上につながることはわかっているのに、自社ECではUGCをうまく活用できていないEC事業者様は少なくありません。自社ECでのレビューやInstagramやTikTokなどのUGC活用のご支援をもっと積極的に行っていきたいですね。レビュー・テキスト・写真・動画・縦型ショート動画のUGCの有効活用は、お客様の声(=UGC)を大切にして売上につなげていることを意味します。顧客の声である口コミ(UGC)は企業にとって資産です。今後EC通販・D2C企業様は顧客の声をいかに大切にできるかどうかが、勝ち残っていけるか否かを左右するのではないでしょうか。