SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 June

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

新型コロナ拡大前後で半数以上がリップメイクの購入頻度減少/SBペイメントサービス調査

 SBペイメントサービスは、美容・コスメ商品の消費者動向に関するアンケート調査を実施した。同調査結果の一部抜粋は、次のとおり。

20代女性の67.2%が美容のトレンドについて情報収集を行っている

 美容のトレンドについて情報収集しているかたずねたところ、「日頃から情報収集している」と回答したのは、男女とも20~29歳の割合がもっとも多く、女性は25.9%、男性は19.3%という結果に。女性の「日頃から情報収集している」「タイミングや必要なときだけ情報収集している」と回答した割合を合わせると、20~29歳は67.2%、30~39歳は53.3%、40~49歳は44.3%となっており、全年代で男性よりも高く、女性は美容のトレンドに対して関心が高いことがわかる。

美容商品を購入する際、女性はまず好きなブランドで商品をチェックする

 美容商品の購入を検討する際に最初にとる行動としては、女性は、スキンケア、ベースメイク、アイメイク、リップメイク、スペシャル美容では「好きなブランドを取り扱う実店舗に足を運ぶ」と回答した割合がもっとも多く、次いで「好きなブランドの公式サイトやアプリを見る」と回答した割合が多いという結果となった。女性が美容商品を購入する際に、まずは好きなブランドで商品をチェックしていることがうかがえる。

 男性はスキンケアでは14.6%、ベースメイクでは6.1%、リップメイクでは6.2%が「好きなブランドを取り扱う実店舗に足を運ぶ」、アイメイクでは5.5%が「好きなブランドの公式サイトやアプリを見る」、スペシャル美容では5.2%が「美容専門ウェブメディアやアプリ(アットコスメ、LIPSなど)を見る」、インナーケアでは9.5%が「ECモール(Amazon、楽天、PayPayモール、Yahoo!ショッピングなど)を見る」の割合がもっとも多く、商品によって購入時に最初にとる行動が異なる結果となった。

 美容商品を購入したことがある消費者に、各商品をどのウェブサイト・アプリで購入することがもっとも多いかたずねたところ、スキンケア、ベースメイク、リップメイクにおいては、「好きなブランドの公式サイトやアプリ」での購入の割合が40%以上ともっとも多く、アイメイク、スペシャル美容、インナーケアにおいては、「ECモール(Amazon、楽天、PayPayモール、Yahoo!ショッピングなど)」での購入の割合が45%以上ともっとも多くなった。

男性は女性に比べ高頻度で美容商品を購入する傾向に

 ウェブサイトやアプリで美容商品をどのくらいの頻度で購入するかたずねたところ、女性は、スキンケアでは41%、スペシャル美容では33.7%が「2~3ヵ月に1回程度」、ベースメイクでは32.5%が「半年に1回程度」と回答し、アイメイク、リップメイク、インナーケアにおいては「1年に1回以下」の購入頻度の割合がもっとも多かった。男性は、アイメイクでは27.8%、インナーケアでは32.2%が「1ヵ月に1回程度」、ベースメイクでは28.3%が「1ヵ月に2~3回以上」「2~3ヵ月に1回程度」、スキンケアでは35.3%、リップメイクでは29.1%、スペシャル美容では34.7%が「2~3ヵ月に1回程度」の購入頻度の割合がもっとも多く、男性のほうが女性に比べ美容商品を高い頻度で購入する傾向にあることが判明した。

コロナ禍で52.1%がリップメイクの「購入頻度は減った」

 新型コロナウイルス感染症拡大により、美容商品の購入頻度は変化したかたずねたところ、半数を超える52.1%がリップメイクの「購入頻度は減った」と回答し、反対に25.1%がスペシャル美容の「購入頻度は増えた」と回答。日常的にマスクをする時間が増えた昨今、リップメイクは崩れやすく、マスクで隠れて見えない部分のためリップメイク自体をする頻度が減った一方で、おうち時間が増えた影響でスペシャルな美容ケアに時間をかけるようになったことが考えられる。

 新型コロナウイルス感染症拡大により、美容商品の購入費用は変化したかたずねたところ、女性は、すべての商品で「購入費用は減った」が「購入費用は増えた」割合を上回る結果に。一方、男性は、ベースメイクでは42.4%、アイメイクでは40.5%、スペシャル美容では36%が「購入費用は増えた」と回答し、特に男性において美容商品にお金をかける傾向になったことが見てとれる。

 美容商品を実店舗ではなく、ウェブサイトやアプリで購入する理由についてたずねたところ、「ポイントを貯めたい・使いたい」が51.5%、「お得な特典やキャンペーンがある」が33.5%と上位を占めた。消費者は、ウェブサイトやアプリで購入するからこそのお得感・メリットを感じていることがわかる。次に、「商品の詳細がわかりやすい」が30.7%、「欲しい商品の在庫がすぐにわかる」が21.5%となっており、ウェブサイトやアプリに商品情報の充実を求めていることがわかる。

調査概要
  • 調査名:美容・コスメ商品の消費者動向調査
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国
  • 調査期間:2021年3月18日~25日
  • 調査対象:20~70代の男女4,377人

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/10100 2021/10/19 21:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング