STORESプラットフォームを運営するへイ株式会社は、店舗のキャッシュレス決済サービス「STORES 決済」において、10月13日より交通系ICカードを中心に電子マネー決済利用時の決済手数料率を、現状の3.24%から1.98%へと引き下げると発表した。
対応する電子マネーは、交通系ICカードの「Suica」「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」のほかに、Suicaに紐づいている「Apple Pay」「Google Pay」となっている。
へイ株式会社は、STORES決済の決済利用データにおいて、2021年以降の電子マネー決済が全体の決済に占める割合が上昇していることなどから、「非接触」決済のニーズが高まっていると考察。なお同データによると、飲食店などのグルメカテゴリーにおける2020年7月~8月期の電子マネー決済が占める比率は、決済回数ベースで2020年4月〜6月期と比較して180%上昇している。
また、同社が行った電子マネー決済に関するイメージ調査で、導入前の事業者に「決済手数料が高い」というネガティブな回答が多く、導入後の事業者に「会計のスピードがはやい」というポジティブな回答が多かったことから、導入前後のギャップを埋めるべく決済手数料率引き下げを実施した。