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カインズ、インドに開発拠点 オムニチャネル戦略におけるデジタルソリューションのアジャイル開発を加速

 タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)とカインズ(CAINZ)は、専用開発拠点「CAINZ Offshore Development Center」をインド・チェンナイのTCS施設内に共同で設立したことを発表。

 TCSは、CAINZのデジタル変革における戦略的テクノロジーパートナーとして、店舗内の商品の売場や在庫状況を特定する、顧客およびメンバー(CAINZ従業員)向けのモバイルアプリ「Find in CAINZ」のアジャイル開発をはじめとしたデジタルイニシアチブの推進を支援してきた。

 今回のパートナーシップ拡大、ならびに、CAINZ Offshore Development Centerの設立を通じ、両社の共同開発イニシアチブは大幅に拡大。同センターは、CAINZのリーダーシップの下で運営され、TCSは、小売業界におけるグローバルベストプラクティスや専門的知見を提供するとともに、CAINZのITエンジニアの開発スキルの向上、強化にも寄与する。

 この取り組みは、オンサイト・オフショアによる両社のハイブリッドエンゲージメントを強化するとともに、CAINZのPOSシステム、ECコンテンツ、CRMツール、店舗内アプリなど、オムニチャネル戦略におけるデジタルソリューションのアジャイル開発を加速することを目的としている。CAINZは、2025年2月期を目途に、デジタル戦略本部の体制を430名(うち、オフショア人材:130名を含む)に拡大する予定。

 株式会社カインズ 執行役員 CDO(チーフデジタルオフィサー)兼 デジタル戦略本部長の池照直樹氏は、次のように述べている。

 「日本では、少子高齢化・人口減少を背景にITエンジニアが減少する一方、デジタル化への需要は従来にも増して高まっています。消費者の購買行動の多様化やニーズの変化に対応するためには、迅速かつ柔軟なデジタル開発能力の強化が必要不可欠です。それを可能にするためには、国内だけでなく世界に目を向ける必要があると当社は考えます。これまで、TCSには、デジタル戦略本部の設置以前からアプリ開発で協力を得ており、当社のビジネスに対する理解に加え、グローバルにおける存在感、小売業界における知見や確かな実績などを総合的に評価し、専用開発拠点を共同で設立することに決定しました」

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