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DPDグループとヤマトHD、食品の小口保冷輸送基準を世界規模で構築するためのコンソーシアムを発足

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2021/03/28 05:00

 欧州第二位の国際エクスプレス事業を行うDPDグループと、ヤマトホールディングスは、安全・安心で持続可能な世界規模の食品流通の確立に向けたコンソーシアム「Fresh Pass」を発足し、各国の参画企業とともに生産・収穫から加工、保存、輸送、そして流通過程における高品質な各国内、およびクロスボーダーの小口保冷輸送の確立と普及を目指す。

 同取り組みの概要は、次のとおり。

世界基準(ISO)に基づいた小口保冷輸送方式を策定

 ISO 23412:2020に基づく保冷輸送の品質管理方式を共通化し、安全で高品質な国内および国際間のすべての流通過程における小口保冷輸送プラットフォームの構築を目指します。

ISO 23412:2020

2020年5月28日に発行されたISO規格。小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格であり、車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている。

各社が保有する物流ネットワークの相互活用

 同コンソーシアム参画企業は、各々所有する小口保冷輸送ネットワークを活用し合うことで、顧客企業の新規市場進出やクロスボーダー取引拡大時のオペレーションコスト低減が見込める。また、共通の品質基準を満たしているネットワークであるため、すべての流通過程において高い品質を維持することができるという。

Fresh Passブランドの設立と運用

 同コンソーシアムに参画する企業の輸送資材などに、共通の名称とロゴを使用することで、安全で高品質な輸送方式の証を可視化。世界基準の小口保冷輸送ネットワークによって、各参画企業のビジネス拡大や信頼性向上に貢献し、食品流通の健全な発展に寄与する。

小口保冷輸送に関するノウハウの共有

 今後、小口保冷輸送の強化を目指す物流事業者に対するコンサルティングや、新たに小口保冷輸送事業に参入する際のサポートを行うなど、コンソーシアム参画企業の拡大を通じた安全・安心の食品輸送に貢献する。

 今後は世界各国に同コンソーシアムを展開することで、持続可能な食品流通の普及を促進するためのインフラ、保存設備、加工施設の整備はもちろん、技術的能力の強化を支援し、最適な世界規模での食品流通の実現に向け取り組む。

 また、各国の生産者 ・食品事業者に対しても、小口保冷輸送ネットワークによって創出される国内外の新たな市場への進出や、小口保冷輸送の実現による生産者と消費者を直接つなげる新たなビジネスモデルの創出を支援していく。



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