パーソルイノベーションが運営するシフト管理サービス「Sync Up(シンクアップ)」は、月単位でのシフト作成が可能になる新機能「月間ビュー」と「パターンシフト」を提供開始した。
「月間ビュー」は月単位でのシフト作成ができるほかスタッフ別の月間労働時間を確認ができるようになり、シフトの可視化でスタッフの働きすぎもチェックすることが可能。
「パターンシフト」は、毎日のシフト枠を早番・遅番などパターン化することでシフト作成を効率化する機能。
さらに初夏にかけて、小売や飲食などのサービス業を中心とした店舗運営をスムーズにする新機能を続々と拡充していく予定だという。
小売や飲食などのサービス業においては、新型コロナウィルス感染症の影響で非対面・非接触が求められ、消費者の行動様式も変わるなど変革期となっている。サービス業における新規出店の傾向は、広域の商圏を狙って高いコストをかけて大型店を出店していたモデルから、狭域の商圏にチェンジして少ないコストで出店できる小型店を数多く打ち出すモデルへと変化してきており、今後ますますこの動きが加速することが予想される。これにともない、これまではひとりの店長が大型店舗ひとつを管理することがベーシックだったが、ひとりの店長が複数の小型店舗を管理する仕組みへと変化が生じている。店長ひとり当たりが管理する店舗数やスタッフ数が圧倒的に増えるため、DXを活用した効率的な管理が求められる。
同サービスは、シフト回収から突発的なヘルプ調整までをクラウドで一元管理できるSaaS型シフト管理サービス。導入実績は1,000店舗以上にのぼり、大手チェーンから3~5店舗規模の中小飲食店まで幅広い企業が利用している。直感的に使えるシンプル&容易なスマホアプリや、多店舗ヘルプや短時間シフトも組める機能でスタッフがより働きやすい環境づくりをサポートする。
今回実装した新機能のほか、スタッフごとに曜日や時間などを固定したシフト作成が可能となる「固定シフト機能」などの機能拡充を初夏にかけて順次予定している。