デジタルマーケティング事業を展開するオプトは、D2Cのブランド開発からチャネル構築、ソーシャルメディアを活用した集客、コミュニティ形成までをトータルにサポートするD2Cビジネス支援サービスを開始した。同サービスの開始にあたり、実証実験として3rdとの協業により、D2Cブランドを新たに立ち上げていく。
昨今、流通業者を介さず自社で企画・製造・販売までを一貫して行うビジネスモデル、D2Cが新たなビジネス手法として注目を集めてる。D2Cは、流通コストを省くことで商品やサービスを低価格に抑えられることができる一方で、小売店や流通業者を介さないため、インターネットを活用した顧客との接点づくりや関係構築など、自社チャネルによる集客が必須に。特にD2Cの集客チャネルとして、InstagramなどのSNSの影響力は加速しており、プラットフォーム側もコマース関連の機能を充実させるなど、SNSとECの融合が急速に進んでいる。
オプトでは、2011年よりソーシャルメディアに特化した専門部署を立ち上げ、チャネル構築から、ソーシャルメディアを活用した集客、コミュティマネジメントを通じた顧客体験の向上まで、企業のソーシャルメディアマーケティングを支援してきた。同サービスの提供においては、ソーシャルメディアマーケティング支援で培ってきた知見を活かし、SNS×ECによる企業のソーシャルコマースを支援していくという。
D2Cビジネス支援サービス概要
ブランド開発からチャネル構築、ソーシャルメディアを活用した集客、コミュティ形成までをトータルにサポートすることで、D2Cブランドを立ち上げたものの、集客やコミュニティ形成がうまくいっていないという企業や、新たにD2Cブランドを立ち上げたいという企業を支援していく。
今回、DNVB(デジタルネイティブバーティカルブランド/デジタルネイティブとされるミレニアル世代以下の消費者に対し、バーティカル<ある分野に特化した>な市場において、ウェブを介したストーリーテリング手法で商品販売を行うブランド)の立ち上げおよびブランド独自の世界観の構築を強みとする3rdと、ソーシャルメディアマーケティング支援で培ってきたオプトの知見を活かし、新たなD2Cブランドを立ち上げる。まずは実証実験として、SNS上で形成されたコミュニティが購買にどれだけ影響を与えるかを検証し、D2Cブランド運営における成功メソッドを確立していく考え。なお、ブランドのオープンは2021年1月を予定している。