クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を運営する株式会社CAMPFIREは、ネットショップ開設実績3年連続No.1を獲得しているEコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」を提供するBASE株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、資金調達と資本業務提携契約の締結を完了した。同提携を通じて、プロトタイプなどの開発、テストマーケティングをCAMPFIREで行い、サクセスしたあとにBASEで販売を行うといった、量産前の製品開発やテストマーケティングなど「0次流通」の実現を目指す。
今後、CAMPFIREを利用するプロジェクトオーナーならびに支援者とBASEの加盟店へ、サービスの垣根を超えてシームレスに相互利用できる体制構築や機能開発を実施していく。2021年上半期中には、BASEショップオーナー向けの「クラウドファンディング App(仮称)」の実装などを予定している。
どちらのサービスも初期費用は無料で、費用は資金が集まった際、または商品が売れた際の手数料のみで、誰でも容易にリスクなく利用することができる。これから事業を立ち上げる際や、新商品開発時のテストマーケティングにクラウドファンディングを通じて資金調達、出来上がった製品をネットショップで継続的に販売し、商品ラインナップの拡充や刷新時に再度クラウドファンディングといった活用を想定している。