住友商事と住商グローバル・ロジスティクス(以下「SGL」)は、物流フルフィルメントプラットフォームのオープンロジと、ECおよび通販の物流分野での協業を目的として業務提携契約を締結。また、同提携に合わせて、住友商事はオープンロジの第三者割当増資を引き受けたことを発表した。
オープンロジは、EC事業者に対してプラットフォームを通じた物流サービスを提供。大手ECプラットフォーマーや多数の倉庫会社、配送会社との連携により、EC事業者の「すぐに販売を開始したい」「初期費用のかからない従量課金制としたい」といったニーズに応え、成長してきた。標準的なサービス仕様をもとに物流会社をネットワーク化した物流フルフィルメントサービスを提供している。
住友商事は、高い配送利便性を備えた消費地近接型物流施設「SOSiLA(ソシラ)」を展開しており、SGLは、大規模EC事業者向けにカスタムメイド型の物流機能を提供してきた。
住友商事とSGLは、同提携を通じ、オープンロジのEC物流に関する知見や提携倉庫とのネットワークを活用・拡充し、EC事業者の成長に合わせた物流機能の提供を行い、ビジネスポートフォリオの拡大と新規顧客開拓を目指す考え。