ディーテラーは、Googleアナリティクスの重要指標をシンプルにまとめたアクセス解析レポート「DeeBoard(ディーボード)」のECサイト版である「DeeBoard for EC」を提供開始した。
DeeBoard for ECでは、商品別、性別、年齢別、デバイス別、曜日別、時間別、地域別の売上分析や、カゴ落ち率の分析など、ECサイトの“健康”状態の把握が可能だという。
主な特徴は次のとおり。
基本操作はページ切り替えのみ
指標やディメンションの選択など、面倒な操作は不要。よく利用する指標と期間が設定されており、ページを読み進めるだけで、ウェブサイトの“健康”状態が把握できる。
収益や注文数のシェアを把握
ディメンションごとのシェアを示す「割合」や「表内の棒グラフ」を見れば、重要指標のシェアを把握できる。
フィルタ設定でデータを絞り込み
「メディア」「参照元/メディア」「性別」「年齢」「デバイス」で集計結果を絞り込めるフィルタ機能。たとえば、「男性だけのPVを見たいとき」「広告経由のみのセッションを見たいとき」などに活用することができる。EC売上詳細のページでは、商品や商品カテゴリによるフィルタも可能。なお、指標とディメンションの組み合わせによっては表示できないものもあるとのこと。
主なレポート機能
提供しているレポートタイプは、今月・前月・前々月・過去13ヵ月などのあらかじめよく利用する期間が設定されている「通常レポート」と、任意の集計期間で分析できる「期間指定レポート」の2種類。
それぞれ、「ECサマリ」「EC売上分析」「EC売上詳細」「サマリ」「PVとセッション」「ユーザーと新規ユーザー」「リピーターと質の指標」「オーガニック検索」「PV・LPランキング」の合計9つのアクセス解析レポートが用意されている。
ECサマリ
ECサイトの“健康”状態を1ページで確認可能。「収益」「注文数」「平均注文額」「数量」「商品数/注文数」などの重要指標とその前月比をスコアカードで示す。
EC売上分析
今月~過去13ヵ月(前年同月比がわかる)の「収益」「注文数」「平均注文額」「数量」「商品数/注文数」「注文率」を確認可能。
EC売上詳細
今月~過去13ヵ月(前年同月比がわかる)の「カート追加数」「商品注文数」「カゴ落ち率」や、商品ごとの「収益」「数量」「平均価格」「カゴ落ち率」を今月、前月、過去3ヵ月、過去12ヵ月の期間で集計している。
ほかにも、「PVとセッション」「ユーザーと新規ユーザー」「リピーターと質の指標」などのレポートが追加費用なしで利用することができる。