人・しくみ・テクノロジーで衣服の価値を変えるシタテルは、繊維専門商社のスタイレムと協業し、スタイレムが運営するスワッチギャラリーにて、衣服生産の支援を行うことを発表した。
シタテルは、衣服づくりをトータルで支援しているものの、ウェブサービスが中心であるため、生地や素材の現物を見て衣服の企画を行いたい人の要望には、これまで十分に応えることができていないという課題を感じていた。
そこで、常時、最新の約2,000種類のテキスタイルサンプルを展示しており、顧客がテキスタイルサンプルを持ち帰ることも可能なスワッチギャラリーを運営するスタイレムに相談。スワッチギャラリー内に、ウェブ経由でシタテルに衣服づくりを相談できる窓口を開設することで、現物のテキスタイルサンプルを見ながら、衣服づくりを行える環境を整備することが決定した。
スワッチギャラリーでは、月ごとにサンプルの入れ替えを行っており、また、商品の在庫状況をリアルタイムに照会できるサービスも実施しているため、同協業により、オンラインとオフラインを融合した新たな衣服生産サービスを提供することが可能となる。
両社はテキスタイルを起点として、衣服づくりのすべての機能が揃うギャラリーの構築を目指す。